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不信感の始まり

2007/08/19 Sun 16:42

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“オリエン”とは:           
AFSでは留学前に3回(冬出発組は2回)のオリエンテーション(オリエン)があります。オリエンでは、数人のグループに分けられ、GL(グループ・リーダー)と呼ばれるリターニー(AFSの帰国生)が中心となって、一泊二日~二泊三日の日程で留学に関する知識を深めます。オリエンでは、色々な国に派遣される高校生と関わることができ、「しゃべり場」のような感覚で進められるプログラムはとても楽しいものです。

早退したオリエン:
思えば、私のAFS体験はこの日から狂ったのだと思います。
3回目のオリエンのことです。私は1回目、2回目のオリエンと同様、仲間たちと楽しくプログラムをこなしていました。
1日目の夜、私の携帯に「中学校時代の友達が事故にあい、入院した」という電話が入りました。その友人は私にとって大切な友人だったため、心配な気持のまま和気藹々とした楽しい雰囲気のオリエンを続行することができないと私は思いました。悩んだ結果、AFSの職員に事情を話し早退させて欲しいと頼みました。職員の方は私を止めましたが、結局帰らせてもらうことになりました。
翌日、病院に行き友人を見舞った私は、今後どうすればよいかということを相談しようとAFSに電話しました。必ず3回こなさなくてはならないオリエンを半日欠席してしまったからです。
このとき私は半日の欠席くらい何とかなるだろうと考えていました。
なぜなら、私の知っているある生徒は修学旅行が重なったという理由で半日オリエンを欠席していたからです。

電話に出たのは、初老の女性職員でした。
私は、私が早退した理由を丁寧に説明し、支持を仰ぎました。
しかし、
その職員は私の言葉に対する相槌もなく、いかにもめんどくさそうな態度を取りました。
そのため、何度も「もしもし?」と、
ちゃんと私の話を聞いているか確認しなくてはなりませんでした。
そして、必死に事態を説明する私に対してその職員がはじめて放った言葉は、

「あなた、いったい、どうしたいの?」

という冷ややかなものでした。
私はわが耳を疑いました。
なぜならば、オリエンで見せる職員たちのさわやかで誠実な態度と、この電話の先にいる職員の態度があまりにもかけ離れたものだったからです。
いかにもめんどくさそうな、バカにしたような職員の態度にぶつけようのない怒りを覚えたのを今でもよく覚えています。

結局わたしは、オリエンの会場にいる職員に連絡を取り直し、後日別の会場で行われる別のオリエンに参加することになりました。
そして、幸か不幸か、そのオリエンでAFSの実態を知る事になったのです。




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留学の条件

2007/08/18 Sat 19:49


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試験から留学までの流れ:
試験は、英語筆記・小論文・グループ面接の3つです。
(現在は形式が変わったようです)

AFSの試験を受けると3通りの結果が返ってきます。

1. 派遣国決定の合格
2. 派遣国未定の合格
3. 不合格

2はの表向きの扱いは「人物としては適正だが学力的に他より劣っていたため、第一希望の国には派遣できないが、もし他の国でも良いというのであれば希望を聞く」といったものです。
私の高校の英語の教員は3はほとんどないと言っていました。なぜなら、AFSにはそれぞれの派遣国にノルマのようなものがあり、ノルマを達成するためには人気のない国へ誰かを割り当てなくてはならないからです。
すこし説明がややこしくなりますが、

例えば、
世界的に見て日本は留学受け入れ国として人気があるとします。
つまり世界中の留学生の多くは日本への留学を希望しているとします。
そして逆にコスタリカは人気のない国だとします。
この状況で、日本とコスタリカの間で交換留学をするとなったとします。
当然、コスタリカからは日本への留学を希望する高校生はいますが、日本からコスタリカへの留学を希望する高校生はいません。
代わりに、多くの日本の高校生はアメリカへの留学を希望します。
AFSとしてはコスタリカからの留学生を受け入れる事でコスタリカとの交流を持ちたいのですが、その場合日本人の高校生もコスタリカに渡らせる必要があります。
多くの日本人高校生がアメリカへの留学を希望している中で、コスタリカへも数名派遣しなくてはならないのです。
これが先ほど言ったノルマです。


このノルマを埋めるために、派遣国未定という枠を作り、
派遣国未定の受験生もオリエンに参加させ、楽しい雰囲気のなかで「自分もこの仲間と留学したい」という気にさせ、「留学できるならどの国でもいいか」という気にさせるのだと思います。
これは間違ったことではないと思います。
私自身、どの国であろうが留学する事はいい経験になると思うからです。
しかし、このシステムによって希望が通らない生徒と、簡単に希望が通る生徒が出てくるのも事実です。
これについては次の章で話します。

合格が決まると、3回(冬出発組は2回)のオリエンを受け、出発となります。


テストは?3回のオリエンは?
オリエンを早退した私は、数日後別の会場で行われている別のオリエンに参加しました。そのオリエンは参加者20人ほどの小規模なものでした。
オリエンの日程をこなしていく中で、私は私以外の参加者に共通した三つのことを発見しました。
一つ目は、彼らはアメリカに派遣されること。
二つ目はオリエンを1度しか受けずに留学するということ。
そして三つ目は、彼らはテストを受けていない、ということです。
彼らの話では、高校で留学したい人はいないか?という募集が出て、それに立候補しただけだというのです。
上でも述べたように、一般的にAFSで留学するためにはテストをパスし、3回のオリエンを受けなくてはならないはずです。私には、きちんとテストを受けたけどアメリカの内定がもらえずに派遣国未定にされ、「どんな国でも行ってしまえばいい経験になる」と職員たちに薦められている友人が何人かいました。もちろんどんな国に留学してもいい経験になることは間違いないことだと思います。しかし派遣国未定にされた彼らはテストを受けずに内定をもらった人がいることを知りません。逆に、テストを受けずに学校を通して内定をもらった20人は、そもそもテストがあること事態知りません。
これも、上で述べたような「ノルマを達成するため」に、多めに派遣国未定の受験生をとり、彼らが人気のない国に行くことを希望した後で今度は内定者を減らしすぎたアメリカのような人気のある派遣国の帳尻を合わせるということなのだと思います。




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ホストファミリー決定

2007/08/16 Thu 22:23

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ホストファミリーの決定:            
AFSでは派遣先のホストファミリーは出発の3ヶ月前、遅くても1ヶ月前には決まり、あらかじめ出発前に連絡を取り合うことを勧めています。

不安だらけの出発:
私は出発の3ヶ月ほど前から家に帰るとまず、派遣先のホストファミリー決定の書類が来ていないか、ポストをチェックしました。どんなホストファミリーになるか、楽しみにしていたからです。しかし、1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎても私の派遣先の知らせはきませんでした。私の両親は私が以前AFSに電話を掛けた際にひどい対応を受けていたことを知っていたので、私の代わりに何回かAFSに問い合わせの電話を入れてくれたのですが、良い返事はもらえませんでした。
その間、学校の先生や友達にも「大丈夫なの?」と心配され、自分自身不安でならないのに「大丈夫だよ」と答えなければなりませんでした。

結局私にホストファミリーが知らされたのは出発の1週間前、情報は名前と家族構成だけでした。しかも3ヶ月間限定の仮配属で、3ヶ月たったら違うホストに移動せねばならないという条件付でした。
私は自分がこのような状況に陥るまで、出発直前までホストファミリーが分からない場合があること、仮配属というシステムがあることは知りませんでした。
AFSの紹介でも、オリエンでの説明でもこのような場合があることは告知されていなかったからです。
私は事前に連絡を取ることも、お世話になる方々に持っていくお土産も十分に準備できないまま日本を出発しました。
後で聞いた話ですが、留学生のなかには仮配属が2週間だったひとや、なんと現地に到着してもホストファミリーが決まらず、AFSのボランティアの家に仮配属された人までいました。

確かに、アメリカに留学してくるAFS生は何百人もいます。しかし、そんなことは言い訳にはなりません。高校生の生活、命がかかっているのです。かつてAFSの日本人生徒が殺害された事件は皆さんもご存知だと思います。もし、膨大な数の留学生の面倒に手が回らないというのであれば、留学生の数を減らせばよいことです。
AFSのホストは不足しています。そのため、ホストの選び方はとてもずさんです。
後で詳しくお話しますが、AFSのホストファミリーの選びの条件はたった一つ「受け入れてくれるか」だけです。




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